基地の町コザ・ゲート通りから、また言おう。

基地の町コザ・ゲート通りから、また言おう。

またまた長らくブログを書かなかった。約50日ふりらしい。
本当は、オーシャンのタコスや、ヤラヤッシーのCDを宣伝するためのブログだったんだけどなあ・・・。
まあ、基地の町コザで50年商売している店として、いろいろ言いたいことが出てくる今日この頃なのだ。

GWは、昭和の日あり、憲法記念日あり、子どもの日ありで、戦争と平和と未来についてつらつら考えた。

今テレビでコマーシャルしている”自撮りのキミちゃん”が表紙の
『通販生活』2018年夏号(カタログハウス)、これが凄いのだ!
なんと、通販カタログなのに、特集が「辺野古」と「憲法」だ!
しかも沖縄の人もここまでなかなか知らない、結構詳しい内容なのだ。
なにより、通販生活を手にする全国の人が、この特集を読んでいるかもしれないと考えると、驚きだ。

中でも、「辺野古新基地」の規模と機能がわかりやすく載っている(名護市のパンフレットから引用らしい)。
沖縄の人の多くも、
「辺野古の海を少し埋めたてて、V字の滑走路が2本つくられるだけだろう、
これぐらいなら許せるかなあ」ぐらいにしか考えていないだろうが、
この図を見ると、辺野古崎のほとんどを覆ってしまう巨大なコンクリートの要塞が出来てしまうことが一目瞭然。
しかも弾薬庫付きだ!
知らないうちに、軍港もつくられちゃうんだ。

何度でも言おう、基地は出来てしまうと、なんでも持ち込めるのだ。
それを止めることは出来ないんだ。
オーシャンの目と鼻の先の嘉手納基地にも、正直何があるかわからないと思っている。
昔、「毒ガス移送」ということがあったんだ。
だから、オスプレイはもちろんのこと、最悪には核だって持ち込めるかもしれないんだ。
戦後沖縄には1,500基の核があったっていうアメリカの公文書があるって、NHKの番組で見なかったか?
基地が出来てから、「こんなの聞いてない」と言ったって、もう遅いのだ。

「沖縄島北部」が世界自然遺産への登録を事実上延期されたというニュースが入ってきた。
理由はいろいろ言われているが、米軍の北部訓練場跡があることもその一つだろう。
関係者はショックだというが、こんなことは十分予測できたし、そう言っていた人もいたじゃないか。
今後、辺野古に基地ができたら、世界遺産どころか、観光からも取り残されるだろう。
これで、「経済と引き換えに基地容認」って、言えるのか?
基地経済がまともな経済じゃないことは、オーシャンがよくわかっている。

子どもたちに何を残したいか?
美しい沖縄の海か、海を潰した巨大なコンクリートと軍事基地や弾薬か?
未来の世代に恥ずかしくない判断をしようぜ。

基地の町コザ・ゲート通りから、また言おう。

だから何度でも言おう、基地の町コザにいるから、ためらうことなく言おう。
オーシャンはすべての武器と軍事基地に反対だ。



同じカテゴリー(OCEANニュース)の記事

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。